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症例 | 練馬区(大泉学園) コネクト・カイロプラクティック ファミリー・オフィス - Part 46の記事一覧
先日から通われている患者さんから電話があり、「今日空いている時間に娘が行ってもいいですか?」とのことでもちろん大丈夫ですとお伝えしました。
「どうしました?」
と聞くと腰と背中が痛すぎて何もできないから助けてほしいと仰いました。
来院され話を聞くと「生後6ヶ月の赤ちゃんのお風呂を入れたりオムツを替えている時に違和感があり、なかなか整体や整骨院にいく時間がなく、放って置いたら動けなくなりました。」と仰いました。
赤ちゃんがいると、なかなか自分の時間が作れないですよねーと会話をしながら検査開始。
骨盤の歪みが顕著にでていました。
患者さんも検査している間に、「えっ!こんなに左右で違うんですか?」驚いた様子…
当院では、ズレや変化を患者さん自身に体験してもらいます。患者さん自身がズレを感じることで、普段の生活において正しい姿勢を意識したり、アドバイスをより意識してもらうからです。
さて、今回の患者さんです…
普段、6ヶ月の赤ちゃんを常に抱っこしているために、それを支えようと身体が反ってしまいます。そうすると、腰椎が前方に通常よりも入ってしまっていたと同時に、骨盤も前にシフトしてしまいます。
イメージ写真をご覧ください。右の2枚の写真の様にシフトしてしまいます。これが一時的な動作だけだと問題がないケースが多いのですが、繰り返し腰を反ったりしているとやはりダメージが蓄積されていきます。
皆さん赤ちゃんのおむつを替える時どのような体勢になっていますか?
直立して行いますか?
寝そべって行いますか?
多くの場合前かがみになるのではないでしょうか?
赤ちゃんを下に寝かせておむつを替えている方がほとんどだと思います。
これ…
なかなか辛い体勢なんですよね。
腰から首にかけてもろに負荷がかかってしまいます。
この患者さんも、その姿勢でずっといるために骨盤から伸びている筋肉に過剰な力が加わっていました。触っただけで筋肉に炎症が起きているのが分かります。ちょうど一番左の写真の白い〇で描いている箇所になります。産後の新ママさんをはじめ腰痛があるという方はチェックしてみるのもいいと思います。骨盤のちょうど淵になるのですが、グリグリ触るとなかなかの刺激が脳内を駆け巡ります。
電気マッサージなどをご自宅でやられている方が多いと思いますが、ここはちょうど当たらない箇所でもあります。(施術させてもらっている患者さんには結構言うのですが、やはり人間の手で施術するのが一番良いです)
なのでぜひ一度チェックしてみてください。
もし、痛かった場合は日頃の姿勢が少し悪いのかもしれません…よ?
施術の話に戻りますが、骨盤を施術させてもらうとかなり腰回りが軽くなった様子でした。しかし、腰を反ってみるとまだ少し痛みが残っているとのこと。
そこで、さっきお伝えさせてもらった箇所(骨盤の淵)を施術。
まずは片方だけ行い違いを確認してもらいました。
すると一言…
「嘘…痛くない(笑」
右側だけ施術したのですが、右側だけ痛くないとのこと。
患者さんもあまりの驚きで笑っていました。(笑
右側だけ施術してもバランスが悪いので左も行うことに。
施術が終わると・・・
「あっ!!痛くない!!」
「やばいこれ!!」
と嬉しいお言葉を頂きました ^^
子どもちゃんは今はどちらに?
と聞いたらお母さんが見てくれているとのこと。
当院は赤ちゃん大歓迎です。連れてきちゃってくださいと伝えると喜ばれていました。
聞くと赤ちゃんとか連れて来てはダメなところが多いとか…
知らなかった。
当院は全く問題ありませんので、どんどん連れて来てくださいね。
院長は赤ちゃんの施術も得意としています。
(実は妊婦、産後、小児の方が専門だったりします…)
おかあさんから子供へ、そしておじいちゃんやおばあちゃんへとカイロプラクティックのケアを届けられるようになったら良いなと思っています。
当院がどうすれば日本にその流れをつくれるのか…日々模索中です。
家族で来院して頂けることも多く、どんどんと増えていけばいいなと思っています。
そして、カイロプラクティックの必要性を発信し続ける人でなければいけないと日々思っています。
当院から少しでも多くの笑顔が生まれますように。
日本のカイロプラクティック院から多くの歓喜が聞こえるように。
日々精進してまいります。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
なぜ、前回あのトピックなのか…
こちら↓
それは10代の男の子が脳震盪後症候群(Post Concussion Syndrome)で悩まれていたからです。
インターネットで調べて当院の事を見つけてくださったみたいです。
アメリカ人の男の子で、昨年の2月にレスリングの試合中に脳震盪を起こしてしまい、そこからめまいや頭痛にずっと苦しんでいると教えてくださいました。今は競技から離れて治療に専念しているとのことです。カリフォルニアにいた時に脳震盪を起こしてしまい、そこから見つけたのがカイロプラクティックのケアだったとのこと。
2回アメリカのドクターから施術を受け、日本に行ってもケアを受けたほうが良いと打診され同じテクニックを使っている人を探したらなかなか見つからず、やっとこちらを見つけましたと仰っていました。
日本に来てから色々なところに(それこそ遠方にも)行ったけれども改善の傾向が見られなかったのでどうしようかと悩まれていたとのこと…
そして頭痛だけでなく腰痛もひどい…
患者さんにどんな施術をされていたのですかと聞くと、
アメリカのSOTOという団体の先生から頭蓋骨矯正をされていたとのことでした。
なるほど…
それはなかなか見つからないはずだ…
「SOTO(Sacro-Occipital-Technique-Organization)というのは仙骨後頭骨テクニックという技術のアメリカにある団体で、定期的にセミナーやHome Commingなどを行い、技術の向上及びケースレポートや最新のデータの共有をしている団体です。当院の院長もアメリカにいる時にその団体に加入し多くのセミナーを受けていました。」
毎回患者さんには痛みの度合いを0~10で表現してもらいます。
0が何も痛くない状態。
10が激痛でどうしようもない状態です。
頭痛が8、腰痛が7とのこと。(どちらも限界に近い状態です…)
そしてSOT(仙骨後頭骨テクニック)をメインに施術をさせてもらいました。
(当院では患者さんの症状や身体の状態、精神状態などから一番効果的な方法を選び施術していきます。)
検査をするとカテゴリー1という分類にあてはまりました。
(カテゴリーによってもブロックの入れ方や施術方法などが変わっていきます。)
うつ伏せになってもらいブロックを骨盤の下にいれ施術。
http://www.chiropractichealingcenter.org/about-sacro-occipital-technique/より画像を引用
上の図のようなイメージです。
ほんとにブロックの上に寝ているだけです。
なので患者さんは一切の衝撃や力を感じません。
ご自身の体重がブロックと反応して施術されていきます。
このブロックが仙骨と後頭骨の動きを調整し、脳脊髄液の流れに変化をもたらしてくれます。
頭蓋骨もチェックさせてもらったところ、Sphenoid Bone(蝶形骨), Temporal Bone(側頭骨), Saggital Suture (矢状縫合)が少し動きが悪かったので施術をさせてもらいました。
施術後は頭痛の痛みのレベルが8だったのに対してalmost gone(ほぼなし)と言ってくれました。
腰痛は全くない状態まで改善しました。
ただ…
今日良くなったとしても、最初のうちは数日で痛みが徐々に戻ってきてしまいます。
これは今までの身体に染みついている癖であったり、生活習慣によりまだ戻りやすい状態にあるためです!
施術を重ねていく中で戻りにくい身体を手に入れていきます!
当院では3つの施術段階に分けさせてもらっています。
この段階を踏むことにより、再発しない身体へと身体は変化していきます。
痛みが取れた=根本的な改善
ではありません。
痛みについて書かれていますので、是非読んでください。
↓↓↓
少しでも身体と向き合ってくれる人が増えるといいなと切に願っています。
こちらのケースは今後も経過報告していきたいと思います。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
脳震盪後症候群(Post Concussion Syndrome)ってなに?
脳震盪(のうしんとう)…
なんか難しそうな名前ですよね?
どんな症状なのでしょうか。
この脳震盪後症候群(Post Concussion Syndrome)ですが、頭に強い衝撃を受けることにより頭蓋骨の中の脳が大きく前後に動き、ダメージが加わわることで起こります。また、セカンドインパクト症候群といって1回目の衝撃で脳が腫れて、2回目の衝撃を受けた時にさらに重症になる場合がありますのでより慎重になる必要があります!
代表的な症状としては意識消失と記憶障害で、軽度なものでは一瞬の意識消失のみで記憶障害がないこともありますが、症状が重くなるにつれて頭痛やめまいをはじめ様々な症状が重なる場合があります。多くの場合、これらの症状は7日から10日以内で発症し3か月以内で改善されるケースが多いですが、まれに数年続くことがあります。脳震盪を起こした人は、前回の脳震盪の症状が完全に消える前に強い衝撃を頭部に受けた場合、より再発しやすくなると言われています。また、精神疾患にもあるような頭痛をはじめ眩暈、睡眠障害、うつ病や不安症、心的外傷後ストレス障害(PTSD)と似たような症状が脳震盪後症候群にも現れる傾向があります。
ここで、脳震盪後症候群のおもな症状を下記に記しておきます。
・頭痛
・めまい
・疲労
・イラつき
・不安
・不眠
・記憶障害
・記憶力低下
・耳鳴り
・目のかすみ
・音や光に敏感になる
ここ近年では中学校の武道必修化に伴い、スポーツにおける頭部外傷時の適切な初期対応が求められています。昨今ではラグビーやアメリカンフットボールなど賑わいを見せていましたが、この時期になるとスキーやスノーボードなどで頭部を打つ機会が増えてきます。もちろんこれらの競技種目だけではなく、柔道、剣道、サッカーやバレーボールはもちろんのこと、女子スポーツも急速に広がってきています。また、チアリーディングなどで衝突や落下により脳震盪を起こすケースも増えています。そして気をつけなければならないのが、ほとんどのケースが目に見えません。約10%のみが意識消失などの目にみえて分かる症状として現れます。
先に少し説明させて頂いたセカンドインパクト症候群ですが、これは最初の脳震盪が起きた際、脳に少量の出血や腫れがある状態で頭に衝撃を受けると、たとえ軽い衝撃でも重度の脳損傷を生じる可能性があると言われています。
では、もしスポーツ現場で脳震盪の疑いがあっあ場合どうすればいいのか…
一番はじめにすることは練習や試合からすぐに外れることです。
症状が軽いからと安易に考えプレーに戻ると取り返しのつかないことになりかねません。気道を確保し呼吸、心拍などをチェックするとともに頭部や頸椎に負担のかからない体勢になってもらいます。
もし意識がない、戻らないようでしたら近くの病院に搬送しましょう。
では、意識がある状態の場合はどうするのか。
最初に行うことは、気道を確保し呼吸や心拍などをチェックするとともに頭部や頸椎に負担のかからない体勢にします。
そして症状をみてください。
頭痛がありますか? 眩暈はありますか?目のかすみや吐き気はないでしょうか?
意識がない、また反応時間が遅い、混乱や見当識障害、集中力がなかったり脳震盪前後の記憶がない、極度の眠気に襲われるなどの症状はありませんか?
「ここはどこ(の競技場ですか)ですか?」
「今は前半と後半のどちらですか?」
「最後に得点を挙げたのは誰ですか?」
「前回の試合相手は?」
「前回の試合結果は?」
なども聞くとよいでしょう。
もし異常を感じたら、すぐに専門医の診断を受けてください。
これからスポーツがより盛んになってきます。
身体を動かし、より健康な体を手に入れましょう。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
References :
“Post-concussion Syndrome.” Mayo Clinic. July 28, 2017. Accessed November 21, 2018. https://www.mayoclinic.org/diseases-conditions/post-concussion-syndrome/symptoms-causes/syc-20353352.
http://www.americanfootball.jp/main/2013/09/abridged_version_SCAT2.pdf
Broglio, Steven P., and Kevin M. Guskiewicz. “Concussion in Sports: The Sideline Assessment.” Sports Health: A Multidisciplinary Approach 1, no. 5 (2009): 361-69. doi:10.1177/1941738109343158.
今回は、腰が痛いとお困りの60代の女性の方です。
電話越しでのやり取りの一部です。
「あのー腰痛が酷くて…骨粗鬆症でも診てもらえるって書いてあって…」
骨粗鬆症…
全く問題ありません。
正しい知識を持っているカイロプラクターの先生でしたら、問題ありません。
来院して頂いてチェックしてみると、左側の筋肉が腰から背中にかけて腫れあがっていました。
椅子に座りながら長時間作業をしているとのことでした。
「座る姿勢はどんな感じですか?」
と聞くと、まっすぐに座っていると教えてくださいました。
実際に座ってみてくださいと伝えると、あることに気が付きました。
後ろのポケットに分厚いハンカチが入っていたのです。
私は「このハンカチはずっとポケットに入っていますか?」と聞くと、患者さんは「入っている」と答えられました。
…
…
「それです!」
後ろポケットにハンカチや男性の場合は財布が入っていると背骨の関節に物凄い負担がかかります。
下の図を参考にしてください。
調べによると、この体勢を15分以上キープした場合、背骨の周りの筋肉や腱、靭帯などが右の崩れた姿勢に対応しはじめるとのことです。
つまり…
15分以上ポケットに何か入れた状態で座った場合、本来あるべき理想の背骨の状態を維持することが難しくなっていき、日頃の生活習慣や姿勢を改善していかないと腰痛の原因になると言われています。
姿勢をはじめ、このようにほんの小さなことが積み重なり痛みの原因を作っています。
日々の生活で最初は数秒数分でいいので、自分の身体がどのようになっているのか客観的にみるようにしていくと、意識的にもだいぶ変わっていくと思います。
日々の小さな変化が、後に大きな結果をもたらします。
何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
Reference:
Peters, Sean. “Stop Sitting On Your Wallet! It’s Slowly Destroying Your Spine!” Medium.com. July 23, 2018. Accessed November 15, 2018. https://medium.com/low-back-pain-doesnt-have-to-be-a-lifestyle/stop-sitting-on-your-wallet-its-slowly-destroying-your-spine-d31ed8944f32.
先日電話があり困っているとのことでした。
受話器越しに『首から指先にかけてしびれがあるのだけれど、どの病院に行っても「分からない、次第に治るでしょう。MRIでみたら頸椎の5番目と6番目が少しヘルニアになりかけているから、もしかしたらそれが原因かもしれませんね。安静にしましょう」と言われました。でもこの痺れをずっと我慢するのが苦痛で…』
と物凄く悩まれていました。
私は「痺れているのは親指と人差し指にかけてですか?」
と聞くとなんでわかるんですか?と驚かれていました。
後日来院してもらい話を聞くと、MRIでは異常なしといわれたが、左半身全てにしびれがあるため「頚椎症性神経根症」と診断されたとのこと。
今までに神経内科、整形外科、脳外科などに行ったがいずれも異常なしといわれ、インターネットで色々と調べたところ、こちらで何とかしてもらえるかもと思い連絡をしたとのことでした。
有難うございます!!
一般的にヘルニアを発症した場合、軽度であれば保存療法が一般的で安静にしてくださいと指示を受けますが、
あまりにひどいと手術をしなければいけない場合もあります。
MRIをみせてもらいましたが軽度でした。
(レントゲンやCT、MRIをお持ちの方は、持参して頂けるとその後の検査もよりスムーズになります。)
頸椎の6番を通る神経は親指と人差し指につながっています。
そして…
施術した後から痺れが軽減されているのを感じると仰ってくださいました。
2回目は3日後に来ていただき施術。
(最初の3~5回は間隔を詰めて来ていただくようにしてもらっています。)
4回目の施術が終わるころにはほとんど痺れを感じなくなり喜ばれていました。
これで仕事に戻れると安心されていました。
そうなんです…
あまりのしびれで仕事ができなかったと教えてくださいました。
その後も1週間に1回のペースで来院してもらい、まだ身体の癖つよいのでそれを徹底的に直させてもらっています。
痛みがなくなったから問題解決ではありません。
大切なのはその後!!
再発しない体づくりが大切なんです!
でないと根本的に改善したといえません。
重い症例の場合はなおさらです…
症状が強いと何もできなくなります。
何もしたくなくなります。
すべては健康がベースにあります。
当院のホームページにもあるように「健康」という定義はありますが、人によってその意味合いが変化してきます。
理想は症状が起きる前に予防することです。
皆さんは虫歯にならないようにどうしていますか?
定期的に歯医者に行ってチェックしてもらいますよね?
体調を崩さないように…
症状で身体を動かせなくなる前に…
定期的に背骨のチェックをして予防をしてみませんか?
まずは、お気軽にご相談ください。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
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