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9月, 2021 | 練馬区(大泉学園) コネクト・カイロプラクティック ファミリー・オフィスの記事一覧

No. 280 「寝る姿勢について」

2021.09.28 | Category: お役立ち情報

どんな寝方が1番いいの?

いつもうつ伏せ寝なんですけどダメですか?

 

前回のブログでは、睡眠について少し紹介をさせて頂きました。今回は寝方について情報をシェアしたいと思います。

 

「胎児姿勢」

体を丸めるように眠るこの体勢のメリットとしては、腰痛や妊娠中の方に最適で、いびきを軽減させる効果があります。しかしながら、姿勢が比較的ゆったりしていないと、寝ている間に深い呼吸ができなくなる可能性があります。また、関節の痛みやこわばりがある人は、胎児姿勢で寝ると朝になっても痛みが残っている可能性があります。

 

「横向き」

横向きで寝るといびきを軽減させ、消化を助ける効果があります。横向き寝には右向きと左向きがあります。右向きは腸の働きを助け、左向きは心臓の働きを助けるのに有効だと言われています。しかし、胸焼けや逆流性食道炎になりやすい人は右向き寝をすることによって酸の逆流が増え、症状が悪化してしまう可能性があるので注意が必要です。また、肩こりの原因になるのもこの寝方の場合が多く、下になっている方の顎の締め付けに繋がることもあります。また、横向きに寝るとシワの原因になるという研究結果もあります。横向きで寝る際は、脚の間に枕やクッションなどを挟むと、腰痛を防ぐことができますのでお試しください。

 

「うつ伏せ」

この状態で寝ると首や背中が痛くなりやすい傾向があります。また、筋肉や関節に余計な負担をかけてしまうために、目覚めた時に痛みや疲れを感じてしまうこともあります。あまりお勧めしない寝方になります。

 

「仰向け」

最も健康的な方法と言われている寝方になります。背骨を守りやすいだけでなく、股関節や膝の痛みを和らげる効果もあります。仰向けに寝ることで体にかかる圧力が均等に分散されるため、体への負担が少ないこともわかっています。

一方で、いびきや睡眠時無呼吸症候群に悩まされている人にとっては、仰向けに寝ることは難しいかもしれません。また、すでに腰痛に悩まされている人は、膝の下にクッションを入れて寝るなど腰をサポートする方法を考えることが必要になります。

 

睡眠は私たちの生活の大部分を占めています。

たとえ8時間の睡眠が取れていなくても、睡眠の質をあげ体を休めるようにする必要があります。

睡眠には、このブログを読んでくださっている”あなた”が思われている以上の意味があり、寝る姿勢によって得られる効果は異なります。痛みや体調不良に悩まれている方は、それを解消するために寝る姿勢を変える必要があるかもしれません。時間をかけて、新しい姿勢で眠れるように訓練することが、睡眠の質を高める秘訣かもしれません。もしも、それが苦手であれば、自分の好きな寝姿勢を工夫してみるのもいいかもしれませんね!

 

 

 

「薬も効かず、どこへ行ってもよくならない」とお困りの方が、多くお越しになるのが当院の特徴になります。

 

 

 

もし、このブログを読んでくださっている皆様が、同じように苦しまれているのであれば、ぜひ一度ご相談ください。

 

 

 

【当院は一人ひとりのサポーターでありたいと思っています】

 

当院にあるベッドは、使い方次第で様々な部位を施術できるようになっています。

背骨はもちろんのこと、手首、足首、肘、膝…etc

患者さんへの刺激を最小限に、そして最大限の効果を出す治療が当院の特徴です。

 

 

「当院から沢山の笑顔が生まれますように」

 

 

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No. 279 「なぜ睡眠は必要なのか?」

2021.09.22 | Category: お役立ち情報

私たちは睡眠に1日24時間の約3分の1を費やしています。

 

睡眠は大切と言われていますが、それはなぜでしょうか?

なぜ私たちは寝るのでしょうか?

なぜ眠くなるのでしょうか?

 

IT技術の進歩により脳波が発見され測定できるようになりました。

そして多くのことが分かるようになってきました。

今日は「睡眠」について少し情報をシェアしたいと思います。

 

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「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

 

この2種類の違いは睡眠の”深さ”ではなく”質”が異なります。

 

「レム睡眠」では、脳が活発に働いていて、記憶の整理や定着が行われています。レム睡眠中は目がピクピク活発に動くRapid Eye Movement(急速眼球運動)があることからREM(レム)睡眠と呼ばれています。

 

「ノンレム(non-REM)睡眠」では大脳は休息していると考えられ、脳や肉体の疲労回復のために重要だとされています。

 

”眠っている間も私たちは呼吸し、心臓が動いています。生命維持に関わる脳幹も動いてます。しかしながら、大脳や海馬などの脳の生命維持には関係のない部分はノンレム睡眠時には休んでいます。脳の働きで重要なのは生命維持だけでなく、喜怒哀楽を感じ、学び、働くなど”人間的に生きる”という意味でも必要な役割と機能を担っています。これを担っているのが大脳であり海馬です。しかし、脳が生命維持からそれ以外の様々なことまで、脳が24時間休まず働くには膨大なエネルギーを要します。栄養学的には摂取する全エネルギーの約 24%を消費しているともいわれています。そこでうまくエネルギーを節約するために睡眠システムが出来 上がったのではないかと考えられています。”

 

睡眠中に脳内はどうなっているのでしょうか?

 

 

外からの情報が入ってこないように「視覚」や「聴覚」をシャットアウトした中で、起きている間に入ってきた情報を整理して”取捨選択”をしています。自分に必要な情報だけ選択し記憶として保存、そして不要なものは消去します。この整理・選択・保存・消去が行われるからこそ、知識が定着したりストレスが取り除かれたりします。

不眠がうつ病の必発症状であるのはこのような背景があるからといえます。

 

 

「睡眠時間の確保」は未来への”健康投資”

 

ノンレム睡眠中には、アルツハイマー型認知症の発生要因の一つである”アミロイドベータ・ペプチド”の排出も活発に行われています。βアミロイドとよく言われている物質ですが、これは脳が活動した際に生まれる老廃物になります。この物質が脳に蓄積することでアルツハイマー病発症の引き金となっているのではと考えられています。

 

睡眠とβアミロイドって一体どんな関係があるの?

 

実は、私たちが寝ている間に脳は収縮し、収縮してできた隙間に脳脊髄液が流れ込み、βアミロイドなどの老廃物を洗い流してくれます。(トイレで水を流すような感じです)睡眠不足や寝不足が続いてしまうと、βアミロイドなどの老廃物を脳が処理仕切れなくなり認知症やアルツハイマーなどのリスクを高めてしまいます。

もう少し踏み込んだ話をすると、ノンレム睡眠に入るとニューロンの活動は同期し始め、脳全体が同時にオン/オフを切り替えるようになります。

睡眠中の脳波をみるとまず最初に、全てのニューロンが静かになる状態が観測されます。これは、全てのニューロンが一時的に発火をやめるため、脳への血流量が少なくなり必要とされる酸素量も減少します。そして、その空白を埋めるように脳脊髄液が大量に流れ込むということです。起きている間は、全てのニューロンがオン/オフを同期することはないので、脳血流量が十分に下がらず、脳脊髄液の大きな波が脳内を循環し、蓄積したβアミロイドなどのを洗い流すこともありません。

 

なぜ睡眠時間の確保は”未来への健康投資”なのか?というのがご理解いただけたと思います。

 

睡眠時間というのは免疫力にも関係していて、平均的な睡眠時間が7時間未満の場合、睡眠時間が8時間以上の人と比べて約3倍以上も風邪の発症率が上がるというデータがあり、また、寝つきが悪い、夜中に目が覚めるなどで、睡眠時間全体の2〜8%が眠れなかっただけで、ぐっすり眠れた人に比べて約5倍も風邪をひきやすいというデータもあります。

寝やすい環境をいかに作っていくか…
寝る前の行動パターンを、この機会にぜひ見直してみてください。

 

 

 

 

「薬も効かず、どこへ行ってもよくならない」とお困りの方が、多くお越しになるのが当院の特徴になります。

 

 

 

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参考文献:

https://wired.jp/2020/01/14/scientists-now-know-how-sleep-cleans-toxins-from-the-brain/

https://www.yakult.co.jp/healthist/248/img/pdf/p20_23.pdf

 

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