- Blog記事一覧 -No. 297「それって本当に五十肩?」
No. 297「それって本当に五十肩?」
患者さん自身が50肩だと思っていたら、実は違うというケースが増え始めたので、
過去のブログを紹介したいと思います。
もしかしてこれって五十肩かな…?
そんな疑問を抱いたことはありませんか?
五十肩と調べてみると自己治癒で3年かかったり、長い人は5年かかったという人もいます。
そんなに長いと、この肩は本当に治るのだろうか心配になってしまいます。
でも、ちょっと待ってください!!
まだ五十肩と決めつけるのは早いかもしれません。
少しチェックをしましょう!!
両腕を横にあげてみてください。
「T」を作る感じですね。
ここで3タイプに分かれると思います。
タイプ1:
全く問題なく腕を上げられる。
タイプ2:
腕を横にあげた時に平行に上げられるけれども肩がいたい。
タイプ3:
横にあげようとすると肩から上がってしまう。
大きく分けて以上の3つになると思いますが、ちなみにタイプ3の方は五十肩への黄色信号です。
今回はタイプ2の方を対象とした記事を書きたいと思います。
参考にしてもらえれば!!
ではではスタートです。
タイプ2:(腕を横に上げた時に平行に上げられるけれども肩が痛い)
肩を上げた時に上の図で白く囲っているところが引っ張られる感じしませんか?
もしそうであるならまだ青信号。
まだ大丈夫です!
これからお伝えすることをやってみてください。
さて、「上の白いところが痛い原因というのはいったいなんなの?」
と思われる方が多いと思います。
今回は「肩の筋肉、靭帯そのものが原因」という以外の2つのパターンを紹介していきたいと思います。
パターン1:脇の下の筋肉が突っ張っているから
パターン2:実は腰の筋肉が原因だった
「脇の下の筋肉をチェックしましょう」
肩周りの組織というのは複雑になっています。
そこで、今回注目するのは脇の下の筋肉のTeres major muscle (大円筋)、
Teres minor(小円筋)です。
これらの筋肉は腕を上げたり下ろす役割があるのですが、使いすぎや何かしらの原因により筋肉が硬直し、上げ下ろしの動作をしづらくしてしまいます。
腕を上げづらいとお困りの方はぜひこの筋肉に注目してみてください。
では、どのようにアプローチしていくのかをお伝えします。
上の図は右肩ですので、左手で白い丸のところを10秒間押しましょう。
もし近くにご家族や友人がいたら、ぜひ白いところを押してあげてください。
「以上です」
これだけです。
そのあとに腕を上げてみてください。
いかがでしょうか?
腕が上がりやすくなりましたか?
「腰の筋肉はどのような感じですか?」
腕が上がらないとお困りの方は、とにかく腕に着目をしてしまいます。
当たり前といえばそれまでですが、少し立ち止まって体について一緒に考えてみましょう。
肩というのはどのように動いているのでしょうか?
腕というのはどのように上がったり下がったりしていますか?
実は肩が動いたり腕が上がるのは、肩周りの筋肉だけで動いているわけではないんです。
上の図を見るとわかるように腰から繋がっている筋肉も腕に繋がっています。
肩甲骨からの筋肉はもちろん肩にも繋がっているのでとても重要ですが、腰からの筋肉も肩や腕を動かす際にとても重要な部分になります。(ご存知でしたか?)
ちなみにLattisimus Dorsi という筋肉になります。
広背筋と日本語では呼ばれています。
肩ばかりみるのではなく、実は腰にも着目する必要があるんですね!!
ここを見落としている場合が多いと思います。
肩が痛いからと肩だけ見て終わりはもったいない。
しっかりと全身を見てもらいましょう!!
そしてここからです。どのようにこの筋肉にアプローチするのでしょうか?
ポイントがひとつあります。
「横から」です。
上の図の筋肉ですが、真後ろから筋肉にアプローチしてもダメなんです。
ポイントは横から。
横から(筋肉の裏側から)全体に刺激がいくように、黒く丸をしている箇所を押してもらいます。
大切なポイントがもう一つ。
第三者から押してもらってください。
では、もう一度腕を上げてみましょう。
上げやすくなっていますか?
もしかすると、今回の2つのパターンに当てはまらなかった場合は変化が分かりにくいかもしれません。
その場合は、また紹介する方法で試してみてください。
いかがでしたか?
今回は肩以外に着目した対処法を2つ紹介させて頂きました。
なぜ、このような記事にしたのかというと、肩が痛いから肩が原因とは言い切れませんよ?と伝えたかったから
です。痛いところばかり気にして毎日を過ごしているのはもったいない!一回立ち止まってみてみると「あれ?」と気がつくことがあるかもしれません。
「薬も効かず、どこへ行ってもよくならない」とお困りの方が、多くお越しになるのが当院の特徴になります。
もし、このブログを読んでくださっている皆様が、同じように苦しまれているのであれば、ぜひ一度ご相談ください。
【当院は一人ひとりのサポーターでありたいと思っています】
当院にあるベッドは、使い方次第で様々な部位を施術できるようになっています。
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