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論文紹介 | 練馬区(大泉学園) コネクト・カイロプラクティック ファミリー・オフィスの記事一覧
今回はちょっとした論文を紹介しますね。
この記事を読んでくださっている方の中にタバコを吸っていらっしゃる方は何人くらいるのでしょうか?
タバコは肺がんになる…とか
寿命が短くなる…とか
肌がボロボロになる…
など様々なことが言われていますが、今回はインフルエンザとの関連性についてまとめた論文を紹介したいと思います。
今回はJournal of Infection誌で紹介されたものになります。
6つの異なるデータベースを創刊から2017年11月7日までの期間を検索。臨床症状からインフルエンザを定義した研究6件と、検査でインフルエンザが確認された研究3件が対象とされました。
英国にあるノッティンガム大学のLawrence Hanna氏らによると9つの研究で40685例の患者についての調べたところ、インフルエンザ症状を報告した6つの研究において、喫煙者はインフルエンザ発症リスクが非喫煙者と比べると34%高いことが判明。
また、検査で発症が確認された3つの研究において、喫煙者はインフルエンザ発症リスクが非喫煙者の5倍を超えていたとのことです。
なんと、インフルエンザの発症リスクが5倍を超えていたとのことです。
タバコは癌の原因となります…
とだけ認識していては、ダメということですね。
免疫機能が低下するということは、私たちが想像している以上に体に影響がでてしまいます。今やなんでもある時代です。本当に必要なもの以外を自分たちで判断し排除していかなくてはいけなくなりました。なんでも揃えることができる裕福な時代だからこそ、私たちは考えなくてはいけませんね。
今日はこの辺で。
西武池袋線 大泉学園駅 北口から徒歩1分の商店街の一角に当院はあります。1Fの角にあるので、とても助かるというお言葉も頂いています。また、外観がおしゃれすぎるためにサロンですか?と聞かれることもしばしば…
「オシャレ過ぎるカイロプラクティック院」として絶賛売出し中!
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健康に関する情報などを不定期で更新!
西武池袋線 大泉学園駅北口徒歩1分
コネクト・カイロプラクティック
ファミリー・オフィス院長
K
「参考文献」
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31465780
いかがお過ごしでしょうか?
この時期になると乾燥しやすくなるために、風邪をひいてしまう方が多いのではないでしょうか。
皆さんは風邪をひいてしまったらどうしますか?
家の中でじっとしていますか?
薬を飲みますか?
ユ○ケルやリポビ〇ンDなどの栄養ドリンクを飲まれますか?
風邪をひいてしまったら、治るまでが辛く大変ですよね。
なので…
きちんと対策をしましょう!!
さて…
みなさんは風邪予防としてどんなことをされていますか?
手洗い?
うがい?
今回はうがいについて、少し紹介したいと思います。
皆さんは、うがいをどのようにしていますか?
水でうがいする人、うがい薬で行う人、その他飲料水で行う人?
がほとんどだと思います。
そこで、こんな論文を紹介したいと思います。
京都大学の健康科学センターが発表したものになります。
全国18地域から18歳から65歳までのボランティア387名を募り、「ヨード液うがい群」「水うがい群」「特に何もしない群」の3群をランダムに分け60日間の経過観察をし風邪の予防効果を検証しました。
「ヨード液うがい群」のグループは、説明書に記載されている方法に従って、溶液2-4mlを水で薄めて1日に3回以上うがいをしました。
「水うがい群」は水約60mlで一日3回以上。
一日の平均うがい回数はどちらも3.7回。
その結果…
「何もしない群」が一か月あたり100人中26.4人風邪を発症したのに対し、
「水うがい群」は17.0人発症。
「ヨード液うがい群」は23.6人発症しました。
「水うがい群」よりも「ヨード液うがい群」は発症率が1.4倍も高く、「特に何もしない群」とほぼ同じ結果となりました。
なぜこのようなことが起こったのか…
私たちの喉や口の中にはもともと様々な種類の菌が存在しています。悪い菌だけではなく、私たちの身体を守ってくれているとても良い菌も中にはいるわけです。
ところが、ヨード液でうがいをした場合私たちの身体を守ってくれている菌が減ってしまいます。そうすると、そこに風邪のウイルスが侵入してくれば守ってくれる菌が少ないために感染しやすくなってしまうというわけです。
納得…
これからは「水うがい」をするようにして、乾燥しやすいこの時期を乗り越えましょう!
サンクスギビングやクリスマス、年越しなど沢山のイベントがこれからあります。
皆さんが笑顔で毎日を過ごせるようにこれからも情報を発信していければと思っています。
忘れてはいけないのがもう一点!
カイロプラクティックは免疫力を高める効果があります。
忙しくなるクリスマスや年末の前に、カイロプラクティックのケアで体調を万全にして風邪をひきずらい身体にしましょう。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
Reference:
Satomura, K., T. Kitamura, T. Kawamura, T. Shimbo, M. Watanabe, M. Kamei, Y. Takano, and A. Tamakoshi. “Prevention of Upper Respiratory Tract Infections by GarglingA Randomized Trial.” American Journal of Preventive Medicine 29, no. 4 (2005): 302-07. doi:10.1016/j.amepre.2005.06.013.
眩暈がする。
吐き気がする。
ぐるぐる回っている。
耳が詰まる。
上記のような症状を一度に感じたことはありますか?
メニエール病というのは、ぐるぐる回る回転性の激しいめまいが起こり、吐き気や冷や汗、嘔吐などの症状が現れます。
この症状は女性、特に40代~50代にかけて発症することが多く、耳の奥にある内耳が深く関係していると言われています。耳の奥には身体のバランスをとっている三半規管や耳石器、音を感じ取る蝸牛などがあり、これらは内リンパ液という液体で満たされています。
メニエール病では、この内リンパ液の調整がうまくいかず増えすぎるために三半規管や蝸牛の働きに影響してめまいや耳鳴りなどが起こるとされています。
似たような疾患で眩暈を感じる病気として良性発作性頭位めまい症がありますが、めまいの持続時間は短く、動かないようにしていれば数十秒~数分程度で自然に止まります。メニエール病のめまいは20分~数時間に及ぶことがあるのが特徴です。
このメニエール病ですが、カイロプラクティックの有効性はどうなのでしょうか?
メニエール病とカイロプラクティックに関連した論文が少ない中、一つのケースをご紹介します。
40歳の女性がメニエール病と診断されました。2ヶ月間めまいに悩まされ、16ヶ月間左耳の耳鳴りや詰まり感に苦しまれた患者さんです。
最初は左耳のつまりから始まり、耳鳴りがしはじめ聞こえずらくなったのでかかりつけ医に診てもらいました。耳鼻科の方できちんと検査をしたほうが良いという事で検査してもらいましたが、その1ヶ月後に最初のめまいが発症しました。かかりつけ医に再度診てもらったところ、メニエール病(MD)と診断されました。色々な病院にかかりましたが良くならず、最後の望みでカイロプラクティックのケアを受けることにされました。
神経学的検査、整形外科的検査をはじめ諸検査を行ったところ、C2-C3, T1-T2, T5-T6の動きが悪く、静的検査ではC2-C3の左側に僧帽筋(Trapezius)まで筋肉の炎症がありました。頸椎のレントゲンを撮るとc5-c6に椎間板脊椎症(Discogenic Spondylosis)を視認。
諸検査の結果、Cervicogenic headache and vertigo, with underlying degenerative disc disease at C5-C6. と診断されました。(頸椎性頭痛及び眩暈、C5-C6の変性椎間板疾患)
カイロプラクティックの施術を週3回を2週間受けることになりました。
2週間後に再度検査をすると諸症状は改善されていることを患者さんが実感できるようになり、3か月で12回のケアを受けるとめまいや頭痛は解消されました。
メニエール病とカイロプラクティックについての論文はほとんどありませんが、その限られたもう一つのケースと共通して言えるのは上部頸椎を中心に施術をしたということです。もう一方のケースも13回のケアを受けたあとに改善が感じられたとあります。
「カイロプラクティックの適応症ってなんですか?」
と最近聞かれることが多いですが、
「適応症はないですよ」と答えるようにしています。
なぜならば…
カイロプラクティックは症状を直接的に治すものではなく、「脊柱の機能上の問題を取り除くことで、身体本来がもつ能力(免疫機能や自己治癒力、認知能力など)を最大限に引き出すことができれば、身体は自然と健康に向かっていく。」というのが、根本にあります。症状が改善されるのはあくまでも”間接的”になります。
なので、「おっ!身体がちゃんと機能しているな!」
と考えて頂ければ幸いです。
(それでも、カイロプラクティックとは何かをイメージしやすいように、いくつか症例を例として挙げさせて頂いていますが…)
メニエール病についてのケースレポートを紹介させてもらいましたが、カイロプラクティックで身体の機能を最大限に引き上げてあげると改善されていくものが多くあります。
患者さんが持っている、自身の素晴らしい力を信じるのが「患者さんの役目」であるならば、
その素晴らしい力を最大限使えるように引き出すのが私たち「カイロプラクターの役目」だと思っています。
もしなにか困っていることがありましたら、お気軽にご相談ください。
コネクト・カイロ院長
こーすけ
Reference
Emary, Peter C. “Chiropractic Management of a 40-year-old Female Patient with Ménière Disease.” Journal of Chiropractic Medicine9, no. 1 (2010): 22-27. doi:10.1016/j.jcm.2009.12.007.
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