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11月, 2018 | 練馬区(大泉学園) コネクト・カイロプラクティック ファミリー・オフィス - Part 2の記事一覧

うがいについて~今日から使える実践編~

2018.11.17 | Category: お役立ち情報,論文紹介

いかがお過ごしでしょうか?

この時期になると乾燥しやすくなるために、風邪をひいてしまう方が多いのではないでしょうか。

 

皆さんは風邪をひいてしまったらどうしますか?

家の中でじっとしていますか?

薬を飲みますか?

ユ○ケルやリポビ〇ンDなどの栄養ドリンクを飲まれますか?

 

風邪をひいてしまったら、治るまでが辛く大変ですよね。

 

なので…

 

きちんと対策をしましょう!!

 

さて…

 

みなさんは風邪予防としてどんなことをされていますか?

 

手洗い?

うがい?

 

今回はうがいについて、少し紹介したいと思います。

 

皆さんは、うがいをどのようにしていますか?

水でうがいする人、うがい薬で行う人、その他飲料水で行う人?

がほとんどだと思います。

 

そこで、こんな論文を紹介したいと思います。

 

京都大学の健康科学センターが発表したものになります。

全国18地域から18歳から65歳までのボランティア387名を募り、「ヨード液うがい群」「水うがい群」「特に何もしない群」の3群をランダムに分け60日間の経過観察をし風邪の予防効果を検証しました。

 

「ヨード液うがい群」のグループは、説明書に記載されている方法に従って、溶液2-4mlを水で薄めて1日に3回以上うがいをしました。

 

「水うがい群」は水約60mlで一日3回以上。

 

一日の平均うがい回数はどちらも3.7回。

 

 

その結果…

 

「何もしない群」が一か月あたり100人中26.4人風邪を発症したのに対し、

 

「水うがい群」は17.0人発症。

 

「ヨード液うがい群」は23.6人発症しました。

 

「水うがい群」よりも「ヨード液うがい群」は発症率が1.4倍も高く、「特に何もしない群」とほぼ同じ結果となりました。

 

なぜこのようなことが起こったのか…

 

私たちの喉や口の中にはもともと様々な種類の菌が存在しています。悪い菌だけではなく、私たちの身体を守ってくれているとても良い菌も中にはいるわけです。

ところが、ヨード液でうがいをした場合私たちの身体を守ってくれている菌が減ってしまいます。そうすると、そこに風邪のウイルスが侵入してくれば守ってくれる菌が少ないために感染しやすくなってしまうというわけです。

 

納得…

 

これからは「水うがい」をするようにして、乾燥しやすいこの時期を乗り越えましょう!

サンクスギビングやクリスマス、年越しなど沢山のイベントがこれからあります。

皆さんが笑顔で毎日を過ごせるようにこれからも情報を発信していければと思っています。

 

忘れてはいけないのがもう一点!

 

カイロプラクティックは免疫力を高める効果があります。

 

忙しくなるクリスマスや年末の前に、カイロプラクティックのケアで体調を万全にして風邪をひきずらい身体にしましょう。

 

 

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

 

 

 

Reference:

Satomura, K., T. Kitamura, T. Kawamura, T. Shimbo, M. Watanabe, M. Kamei, Y. Takano, and A. Tamakoshi. “Prevention of Upper Respiratory Tract Infections by GarglingA Randomized Trial.” American Journal of Preventive Medicine 29, no. 4 (2005): 302-07. doi:10.1016/j.amepre.2005.06.013.

 

 

 

腰が痛いけど、骨粗鬆症なんです。大丈夫ですか?

2018.11.15 | Category: 症例,腰痛,骨粗鬆症

今回は、腰が痛いとお困りの60代の女性の方です。

 

電話越しでのやり取りの一部です。

「あのー腰痛が酷くて…骨粗鬆症でも診てもらえるって書いてあって…」

 

骨粗鬆症…

 

全く問題ありません。

 

正しい知識を持っているカイロプラクターの先生でしたら、問題ありません。

 

来院して頂いてチェックしてみると、左側の筋肉が腰から背中にかけて腫れあがっていました。

 

椅子に座りながら長時間作業をしているとのことでした。

 

「座る姿勢はどんな感じですか?」

 

と聞くと、まっすぐに座っていると教えてくださいました。

 

実際に座ってみてくださいと伝えると、あることに気が付きました。

後ろのポケットに分厚いハンカチが入っていたのです。

私は「このハンカチはずっとポケットに入っていますか?」と聞くと、患者さんは「入っている」と答えられました。

「それです!」

 

後ろポケットにハンカチや男性の場合は財布が入っていると背骨の関節に物凄い負担がかかります。

下の図を参考にしてください。

 

調べによると、この体勢を15分以上キープした場合、背骨の周りの筋肉や腱、靭帯などが右の崩れた姿勢に対応しはじめるとのことです。

 

つまり…

 

15分以上ポケットに何か入れた状態で座った場合、本来あるべき理想の背骨の状態を維持することが難しくなっていき、日頃の生活習慣や姿勢を改善していかないと腰痛の原因になると言われています。

 

 

姿勢をはじめ、このようにほんの小さなことが積み重なり痛みの原因を作っています。

 

 

日々の生活で最初は数秒数分でいいので、自分の身体がどのようになっているのか客観的にみるようにしていくと、意識的にもだいぶ変わっていくと思います。

 

 

 

日々の小さな変化が、後に大きな結果をもたらします。

 

 

何かお困りのことがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

 

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

 

 

 

 

Reference:

Peters, Sean. “Stop Sitting On Your Wallet! It’s Slowly Destroying Your Spine!” Medium.com. July 23, 2018. Accessed November 15, 2018. https://medium.com/low-back-pain-doesnt-have-to-be-a-lifestyle/stop-sitting-on-your-wallet-its-slowly-destroying-your-spine-d31ed8944f32.

腕に痺れがあり生活に支障が!お医者さんも異常なしって…どうしてですか?

2018.11.12 | Category: 症例,痺れ,腕・肘・膝・足の痛み

先日電話があり困っているとのことでした。

 

受話器越しに『首から指先にかけてしびれがあるのだけれど、どの病院に行っても「分からない、次第に治るでしょう。MRIでみたら頸椎の5番目と6番目が少しヘルニアになりかけているから、もしかしたらそれが原因かもしれませんね。安静にしましょう」と言われました。でもこの痺れをずっと我慢するのが苦痛で…』

と物凄く悩まれていました。

 

私は「痺れているのは親指と人差し指にかけてですか?」

 

と聞くとなんでわかるんですか?と驚かれていました。

 

後日来院してもらい話を聞くと、MRIでは異常なしといわれたが、左半身全てにしびれがあるため「頚椎症性神経根症」と診断されたとのこと。

 

今までに神経内科、整形外科、脳外科などに行ったがいずれも異常なしといわれ、インターネットで色々と調べたところ、こちらで何とかしてもらえるかもと思い連絡をしたとのことでした。

 

有難うございます!!

 

一般的にヘルニアを発症した場合、軽度であれば保存療法が一般的で安静にしてくださいと指示を受けますが、

あまりにひどいと手術をしなければいけない場合もあります。

 

MRIをみせてもらいましたが軽度でした。

(レントゲンやCT、MRIをお持ちの方は、持参して頂けるとその後の検査もよりスムーズになります。)

 

頸椎の6番を通る神経は親指と人差し指につながっています。

 

そして…

 

 

施術した後から痺れが軽減されているのを感じると仰ってくださいました。

 

2回目は3日後に来ていただき施術。

(最初の3~5回は間隔を詰めて来ていただくようにしてもらっています。)

 

4回目の施術が終わるころにはほとんど痺れを感じなくなり喜ばれていました。

 

これで仕事に戻れると安心されていました。

 

そうなんです…

あまりのしびれで仕事ができなかったと教えてくださいました。

 

その後も1週間に1回のペースで来院してもらい、まだ身体の癖つよいのでそれを徹底的に直させてもらっています。

痛みがなくなったから問題解決ではありません。

大切なのはその後!!

 

再発しない体づくりが大切なんです!

でないと根本的に改善したといえません。

 

重い症例の場合はなおさらです…

 

 

症状が強いと何もできなくなります。

何もしたくなくなります。

 

すべては健康がベースにあります。

 

当院のホームページにもあるように「健康」という定義はありますが、人によってその意味合いが変化してきます。

 

理想は症状が起きる前に予防することです。

皆さんは虫歯にならないようにどうしていますか?

定期的に歯医者に行ってチェックしてもらいますよね?

 

体調を崩さないように…

症状で身体を動かせなくなる前に…

 

定期的に背骨のチェックをして予防をしてみませんか?

 

 

まずは、お気軽にご相談ください。

 

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

論文紹介:メニエール病(Meniere’s disease)とカイロプラクティック Case Study

2018.11.09 | Category: めまい,症例,論文紹介,頭痛

眩暈がする。

吐き気がする。

ぐるぐる回っている。

耳が詰まる。

 

上記のような症状を一度に感じたことはありますか?

メニエール病というのは、ぐるぐる回る回転性の激しいめまいが起こり、吐き気や冷や汗、嘔吐などの症状が現れます。

 

この症状は女性、特に40代~50代にかけて発症することが多く、耳の奥にある内耳が深く関係していると言われています。耳の奥には身体のバランスをとっている三半規管や耳石器、音を感じ取る蝸牛などがあり、これらは内リンパ液という液体で満たされています。

 

メニエール病では、この内リンパ液の調整がうまくいかず増えすぎるために三半規管や蝸牛の働きに影響してめまいや耳鳴りなどが起こるとされています。

似たような疾患で眩暈を感じる病気として良性発作性頭位めまい症がありますが、めまいの持続時間は短く、動かないようにしていれば数十秒~数分程度で自然に止まります。メニエール病のめまいは20分~数時間に及ぶことがあるのが特徴です。

 

このメニエール病ですが、カイロプラクティックの有効性はどうなのでしょうか?

メニエール病とカイロプラクティックに関連した論文が少ない中、一つのケースをご紹介します。

 

40歳の女性がメニエール病と診断されました。2ヶ月間めまいに悩まされ、16ヶ月間左耳の耳鳴りや詰まり感に苦しまれた患者さんです。

最初は左耳のつまりから始まり、耳鳴りがしはじめ聞こえずらくなったのでかかりつけ医に診てもらいました。耳鼻科の方できちんと検査をしたほうが良いという事で検査してもらいましたが、その1ヶ月後に最初のめまいが発症しました。かかりつけ医に再度診てもらったところ、メニエール病(MD)と診断されました。色々な病院にかかりましたが良くならず、最後の望みでカイロプラクティックのケアを受けることにされました。

 

神経学的検査、整形外科的検査をはじめ諸検査を行ったところ、C2-C3, T1-T2, T5-T6の動きが悪く、静的検査ではC2-C3の左側に僧帽筋(Trapezius)まで筋肉の炎症がありました。頸椎のレントゲンを撮るとc5-c6に椎間板脊椎症(Discogenic Spondylosis)を視認。

諸検査の結果、Cervicogenic headache and vertigo, with underlying degenerative disc disease at C5-C6. と診断されました。(頸椎性頭痛及び眩暈、C5-C6の変性椎間板疾患)

 

カイロプラクティックの施術を週3回を2週間受けることになりました。

2週間後に再度検査をすると諸症状は改善されていることを患者さんが実感できるようになり、3か月で12回のケアを受けるとめまいや頭痛は解消されました。

 

メニエール病とカイロプラクティックについての論文はほとんどありませんが、その限られたもう一つのケースと共通して言えるのは上部頸椎を中心に施術をしたということです。もう一方のケースも13回のケアを受けたあとに改善が感じられたとあります。

 

「カイロプラクティックの適応症ってなんですか?」

と最近聞かれることが多いですが、

 

「適応症はないですよ」と答えるようにしています。

 

なぜならば…

 

カイロプラクティックは症状を直接的に治すものではなく、「脊柱の機能上の問題を取り除くことで、身体本来がもつ能力(免疫機能や自己治癒力、認知能力など)を最大限に引き出すことができれば、身体は自然と健康に向かっていく。」というのが、根本にあります。症状が改善されるのはあくまでも”間接的”になります。

なので、「おっ!身体がちゃんと機能しているな!」

と考えて頂ければ幸いです。

(それでも、カイロプラクティックとは何かをイメージしやすいように、いくつか症例を例として挙げさせて頂いていますが…)

 

メニエール病についてのケースレポートを紹介させてもらいましたが、カイロプラクティックで身体の機能を最大限に引き上げてあげると改善されていくものが多くあります。

 

患者さんが持っている、自身の素晴らしい力を信じるのが「患者さんの役目」であるならば、

その素晴らしい力を最大限使えるように引き出すのが私たち「カイロプラクターの役目」だと思っています。

 

もしなにか困っていることがありましたら、お気軽にご相談ください。

 

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

 

Reference

Emary, Peter C. “Chiropractic Management of a 40-year-old Female Patient with Ménière Disease.” Journal of Chiropractic Medicine9, no. 1 (2010): 22-27. doi:10.1016/j.jcm.2009.12.007.

チラシ掲示/ナショナル麻布

2018.11.05 | Category: お役立ち情報

広尾にあるナショナル麻布にて、当院のチラシを掲示して頂けることになりました。

リーフレットも入っていますので、ぜひ近くに行かれた時はご覧ください。

アメリカの方を始め多くの外国人が訪れるスーパー!

これから沢山のEnglish speaker にも来てもらえるように!

というよりも、来てもらえるように頑張らないといけないですね!

まずは、英語の勉強を…笑

My clinic’s leaflet is now posted on bulletin board at National Azabu store in Hiroo. If you have a chance to go there, please check it out at second floors.

 

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

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