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骨粗鬆症について

2018.09.15 | Category: お役立ち情報,症例,骨粗鬆症

今回は骨粗鬆症(こつそしょうしょう)について考えていきたいと思います。

 

健康な人の骨の組織は、それぞれのスペースが狭く蜂の巣のようになっています。

それに対し骨粗鬆症の人は、スペースが広く骨の密度が少ないので、強度が著しく低下します。

「左が健康な人の骨」

「右が骨粗鬆症の人の骨」

 

骨粗鬆症は誰でもなりうる可能性がありますが、特に年配の方になりやすく、日本には約1000万人いると言われています。

 

骨粗鬆症により、つまずいて手をついたり咳をしたりクシャミなどの僅かな衝撃で骨折してしまうことがあります。

厄介なのは、本人が「検査」や「頻繁に骨折をする」なでおかしいかも?と感じるまで自覚症状がないということです。なので、骨密度検査を受けるなど日頃のチェックが必要になってきます。そして、男性よりも女性の方が多くみられる傾向にあります。

 

実は、骨粗鬆症ですが主に「原発性骨粗鬆症」と「続発性骨粗鬆症」の2種類あります。

「原発性骨粗鬆症」というのは、主に遺伝的な素因に閉経や加齢、および生活習慣が加わった複合的な原因によって起こります。

「続発性骨粗鬆症」というのは、原因となる特定の病気や薬の影響によって 二次的に起こるものをいいます。

例をあげると内分泌疾患、代謝性疾患、炎症性疾患、先天性疾患、薬物性などです。

 

・女性

・細身、小柄

・家族に骨粗鬆症の人がいる

・大人になってから骨折した(スポーツ他競技中以外で)

・アルコールを沢山飲まれる方

・運動不足な方

 

・エストロゲン(ホルモン)レベルが低い方

・甲状腺機能亢進症

・クッシング症候群

・原発性副甲状腺機能亢進症

・重度糖尿病

・慢性関節リウマチ

・慢性腎臓病(CKD)

・慢性閉塞性肺疾患(COPD)

・ステロイド剤長期服用

・ワルファリン

・ヘパリン(抗血液凝固剤)

 

などなど…

 

骨粗鬆症の初期段階だと、患者さんは自分が骨粗鬆症ということに気がついていません。

あれ?ちょっと気になるな⁈と思った方は、まずレントゲン(X-ray、X線検査)を受けられることをお勧めします。

そして、医師が必要と判断した場合はDXAや超音波、MDなどの検査もしていきます。

 

身近な予防法は、「日光を浴びること!運動をすること!」

 

この2つが大切になっていきます。別に日光を○時間浴びないといけないとは言っていません。1日20分でも30分でも外にでてリフレッシュする感覚で浴びてもらえたら問題ありません。運動は別にジムに行けというわけではなく、まずは歩くようにすることが大切です。

少ない時間でも短い距離でも構いません。

まずは「歩くようにする」ことを目標にしてみてください。

 

まずは、日々の意識を変えてみましょう。

そして、日々の行動を変えていきましょう。

そして、それを1日でも多く続けましょう。

そして、習慣化してしまいましょう。

 

少しの意識を毎日続けて行くことで、大きな変化が生まれます。

 

「継続は力なり」

 

ですね!!

 

コネクト・カイロ院長

こーすけ

 


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